どうも、こんにちは。
Twitterではちょくちょく呟いていたのですが、つい最近生まれてはじめて断食というものを行いました。
結論からいうと少し痩せたし老廃物がごっそり落ちていった感覚があり、終わった後の気分は非常にいいものですが、断食中は地獄でした 笑
細かい情報については別のブログやメディアの方が充実しているかもしれませんが、一個人の感想として、関心を持っていただけたら嬉しいです。
始めようと思ったきっかけ
断食を始めようと思ったきっかけなんですが、突然の思いつきで決行を決意しました。
というのも、ちょうど知人がダイエットのために断食を行うという話をしていまして、それを聞いた私は『人生で一度くらいは断食というものを経験してみたい』という突発的な思いつきで断食を行うことにしました、くだらないでしょう 笑
通常であれば、プチ断食などの半日~1日程度の断食からスタートするものですが、今回なんと3日間の断食にチャレンジすることにしました。勢いって大切ですからね。
今思えば、この時の私は何も考えていなかったんです、予想以上の苦しみが待っているということを…笑
断食中の心境と変化
今回行う断食のルール
- 断食の期間は3日間
- 口に含んで良いのは水(2.5L以上)と塩(10g)のみ
- 我慢できないときは具なしの味噌汁などは飲んで良いものとする(無理は良くないので)
- 回復食期間は3日間(断食と同じ日数)
準備期間1日(本当は2日くらい取ったほうが良いらしい)
断食を始めるにあたって、まずは準備食というものを食べなければなりません。
とはいえ、消化に良いものを食べるというわけではなく、断食をする前に食べる量を少しずつ減らしていき、胃を慣らしていくという目的です。(消化にいい食べ物を食べるに越したことは無い)
大体2日くらい準備食の期間を取ったほうが良いらしいのですが、今回は突発的な思いつきだったので、準備期間は1日だけにしました。
1日目:空腹が半端じゃない
お酒も飲まず(当たり前)、食事も控えめだったせいもあり、寝起きはかなりスッキリとしており、清々しい朝。
作業も捗りこれは楽勝だと思っていた午前中…だったのですが、午後になり一変します。
空腹が半端じゃない!!!
外を歩けば飲食店から香ばしい香りが立ち上り、家にいれば目に入るのはごはん類の数々。特にお湯を入れれば数分で出来てしまうカップ麺の魅力といったら尋常じゃないですね。
少しでも空腹を紛らわすためにとにかく水を飲む、塩を舐める私。思えば人生で塩を舐めて生活したことなんてまず無いので、予想以上にしょっぱくてなかなか口に含めない。
そんなこんなで昼~夕方までは空腹と戦っていましたが、夜は打って変わってそこまで酷い空腹ではなく、規則正しく11時には就寝。
2日目:空腹から逃げるためゲームに没頭
夜寝るのが早かった分、朝起きるのが早く6時30分には起床しラジオ体操までやってしまう(いつもはやらない)
朝からとにかくお腹が空いて仕方がない、ふと気がつくとYoutubeで大食い系の動画を見ている(いつも見ている)
3日間のうちで一番空腹が酷かったのが2日目の昼で、昨日は到底受け付けられなかった塩が美味しく感じ始めました、塩って美味しい。
14時頃になるとあまりに空腹が酷いのでゲームの世界に逃げることに。これが功を奏したのか夕方まで乗り切ることが出来ました。
夜はというと、昨日と同じで空腹のピークが過ぎて安定しており、特に大きな変化はなし。
この日も11時には就寝。
3日目:頭がクリアなもののやる気が出ない
この日も6時過ぎに目覚めました。
頭はクリアだし頭の回転もスムーズなのですが、いかんせんやる気が迷子になってしまいました。頭では考えていることを実際に行動に移せない。
体が省電力モードになっていることが俯瞰でわかる程度にはやる気が出ない、疲れているわけではないのだけれど、とにかく動くのがダルいのである。
眠たいわけでもない、お腹が空いていないわけでもない、ただやる気が起きない。
間違いなくいつもの半分程度のパフォーマンスしか出せていなかったですね、ご飯って大切…。
回復食には結構気を使った
さて!3日間の断食が終わったわけですが、実はまだ折り返し地点!
断食後すぐに通常食品(常食)を食べてしまうと、リバウンドの原因になったり胃や腸への刺激が強すぎて体を壊してしまう恐れがあるため、消化にいい食べ物を数日間食べ続けて体内環境を整えていきます。
回復食期間に食べるのをおすすめしている食品は『まごわやさしい』という種類で分類されており、以下の種類を指します。
- ま:まめ
- ご:ごま
- わ:わかめ(海藻類)
- や:やさい
- さ:さかな
- し:しいたけ(きのこ類)
- い:いも
といった具合です。もちろん、最初は消化の良いものを食べたほうが良いので、私は主に豆腐・豆乳・ヨーグルト(無糖)・卵スープ(わかめ入り)などを中心に食べ、固形食は3日目の夜に初めて食べました。
お粥や重湯などで徐々に慣らしていくという方法もありますが、私はお粥があまり好きではないので、お米の代わりに豆腐を崩して雑炊を作り、食べていました。
量的に食べていないのと、かなり健康的な食べ物を食べていた事もあって、回復食期間でも体重が減って驚きました。
もしも回復食のレシピが思いつかない…という方がいるなら、ネットで雑炊を購入しておけばとりあえず安心です。
断食後の体重・体調の変化
断食後の変化ですが、実はこれといって大きな変化は感じていません 笑
断食~回復食期間合わせて体重が4.5kg程減りましたが、ご飯を食べ始めたらやはり体重は戻ってくるわけで、結局2kgくらいの減量となりました。
ダイエットが目的ではないにせよ、目に見えて減るとやはり嬉しいものですね。
あ、ひとつ大きな変化がありました。食べる量が減ったのと、食生活に対する考え方が以前より整った気がします。
『今日のお昼はこれを食べたから夜は少なめにしよう』とか『野菜食べてないから野菜スープ作ろう』とか、以前より少し意識するようになりましたね。
流石に3日間の断食はもうやりたくないですが、半日~1日断食は定期的に取り入れていきたいと思いました。
まとめ
たった数日間の断食でしたが、非常にいい経験が出来ました。
断食期間中はお酒ももちろん飲まないから良い休肝日になりますし、酒飲みにとっては実はかなり良い習慣なのかもしれません。
また何かしら変化があればこちらの方に追記していきます。
宅飲み情報サイト「TAKNOM(タクノム)」はこれからも宅飲みの良さを伝えるための情報を更新していきます。